ワンルームマンション

恥ずかしながらバブル期に買ったワンルームマンションがある。横浜市内の某所なのだが、購入時価格2200万。いまでも1000万以上の借金が残っている。金利下がったとはいえ家賃も下がっているし管理費もある。家賃5万とっても月々4万の持ち出し。年間48万。しかも築年数14年とあっては空き家化したときの次がいつまでも決まらず、トータル9万も持ち出している。年間108万である。何をやっているのかわけがわからん、というか金をドブに捨てているのと同じ。

いま、検索するとまたぞろ「低金利時代のワンルーム投資/経営」なんてページがたくさんでてきて、塩漬けにした悲哀のページは出てこないけど、不動産投資、は甘くないのだ。webや街で「自己資金ゼロでも始められる」とか書いてある、いい話ばかりだが、信用してはいけない。

「儲かる話をわざわざ電話して知らせてくれる奴なんかおらん」のである。儲かるのはマンションの売り手、資金の貸し手、マンションの管理会社、賃貸の仲介会社であって(ま、人口が減っているとはいえ都心の住宅需要はまだまだあるだろう)、ワンルーム「経営者」ではないのだ。

## だれか1000万でいいから買ってくれないかなあ。