『全「歴史教科書」を徹底検証する 三浦朱門編著

2005年7月1日 発行。小学館

「2006年版 教科書改善白書」だそうである。内容は、各自読んでもらいたい。

公平な比較、だとのこと。しかし「歴史観」を問うという、極めて主観的な「比較検証」に、公平な観点はありうるのか。

僕自身の主義主張はまた別、関係ないが、

この本のいう「扶桑社版はここが評価できる」もまた、偏ってはいやしないか。

全体として、「扶桑社版がこんなに正しい」「他社版はこんなに駄目」としか読みようがなかった。