進路

進学指導も本来は将来の職業選択や人生観まで踏み込んでやるべきなんだが、実際のところ現状の点数/成績で行ける学校はどこか、と言う話になってしまう。せいぜい、あと一年でどれだけ伸びるかを加味するとか、志望校は尊重してそこに行くためにどうするか、対策を考える、ということになる。

まあ将来のことまで見通すことは難しいし責任範囲外とはいえるのだが、かといって選ぶ方(学生)にしたところで世の中にどんな職業があってどう有利(不利)という情報も少なく(あるいは、皆無)、選びようがない。

好きかどうかすらわからないことも多く、結局ネームバリューや感覚で選ぶことになる。結果よければいいけれど、挫折したりすると相互作用で選択そのものに後悔することになる。

しかし、親の押しつけもだめだし、結局人生は試行錯誤だ。

進路指導に直面する前に広く知識を深めなさい、としか言いようがない。本を読め、先輩の話を聞け、とかね。